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これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!“誤解を解く努力をしないというのは、嘘をついているのと同じなんだよ”阿良々木暦(あららぎこよみ)の影に棲む吸血鬼・忍野忍(おしのしのぶ)。彼女の記憶から呼び覚まされた、“怪異を超越する脅威”とは……!?美しき鬼の一人語りは、時空を超えて今を呑みこむ――!!きみだって、知ってたはずの嘘だった。
他のレビューにもたくさんありますが、今回は忍メインのお話というよりは、八九寺真宵の物語。傾物語の続きで、真宵の物語の総括という位置付けになっています。もちろん、忍の過去の話や、第一の眷属の話など、忍メインで展開するパートも凄く多かったのですが、メインは真宵でした。傾物語とは逆の感じですね。このシリーズを読んでいる人は必ず思っていたであろう、真宵はいつまで今の真宵のままでいられるのだろうか?という部分がとうとう語られてしまうわけなのです。「大好きでしたよ、阿良々木さん」という言葉が出たときは、本当に切なくて悲しくなりました。今までの流れを全部思い出してぐっときてしまいます。非常に読み応えのある一冊だったと思います。ネタバレしすぎちゃうとあれなので、これくらいに。物語シリーズ読んでいるひとは絶対に見た方がいい作品です。とても悲しいお話ですが、感動します。おすすめです!最後の忍野扇が意味深ですね…。きになります。